三者三様の「甘酸っぱいラブレター」
※これはAIによる自動生成の記事です、
目次
- Strawberry Letter 23
- 1. 原点:Shuggie Otis版【1971年】
- 2. 決定版:The Brothers Johnson版【1977年】
- 3. 進化系:テヴィン・キャンベル(Tevin Campbell)版【1991年】
- 3つのバージョンの違い・まとめ
- 結び:時代を超えて愛される理由
Strawberry Letter 23
音楽ファンなら一度は耳にしたことがあるであろう、ポップス/R&B史に残る佳曲『Strawberry Letter 23 』。恋人への返信(23番目の手紙)というロマンチックな設定と、幻想的な歌詞が魅力の曲ですが、実は「70年代サイケ」「70年代ファンク」「90年代R&B」という、異なる時代の空気を含んだ3つの代表的なバージョンが存在します。
今回は、この曲を歌い継いだ3組のアーティストの紹介。
1. 原点:Shuggie Otis版【1971年】
天才の脳内を覗くような、幻惑のサイケデリック・ソウル
- 収録アルバム: 『Freedom Flight』
- ここに注目: 浮遊感のあるドリーミーな世界観
当時わずか17歳だった天才マルチミュージシャン、シュギー・オーティスが作詞・作曲・演奏を手がけたオリジナル版。
【サウンドの特徴と違い】 のちのカバー版に比べると、非常に内省的でレイドバック(ゆったり)したサイケデリック・ソウルです。シュギー自身が奏でるアコースティックギターの音色と、エフェクトがかかった気だるげなボーカルが、おとぎ話のような美しい歌詞の世界観と見事にマッチしています。 後半のチャイム(鉄琴)のような音が重なり合う万華鏡のような展開は、まさに彼にしか作れない「プライベートなユートピア」を感じさせます。
2. 決定版:The Brothers Johnson版【1977年】
クインシー・ジョーンズが仕掛けた、極上の洗練ファンク
- 収録アルバム: 『Right on Time』
- ここに注目: 完璧に計算されたグルーヴと、あの有名なギターソロ
この曲を世界的な大ヒット(全米5位)に導き、世間に広く定着させたのが、ファンク兄弟デュオのブラザーズ・ジョンソンです。巨匠クインシー・ジョーンズがプロデュースを務めました。
【サウンドの特徴と違い】 シュギーの原曲にあった「サイケデリックな霧」をきれいに晴らし、都会的でタイトなファンク・ディスコへと見事にビルドアップしています。ルイ・ジョンソンのうねるベースラインと、ジョージ・ジョンソンの爽やかなボーカルが最高にグルーヴィーです。 そして何より、中盤から後半にかけて炸裂するシンセサイザーとギター(名手リー・リトナーが演奏)による、あの流れるようなソロパート。このアレンジによって、曲のドラマチックさが何倍にも跳ね上がっています。クエンティン・タランティーノ監督の映画『ジャッキー・ブラウン』で使われたのもこのバージョンです。
3. 進化系:テヴィン・キャンベル(Tevin Campbell)版【1991年】
90年代のビートに弾ける、若き才能のみずみずしいR&B
- 収録アルバム: 『T.E.V.I.N.』
- ここに注目: ニュー・ジャック・スウィング/グラウンド・ビートへのアップデート
1990年代に入り、再びクインシー・ジョーンズのレーベル(Qwest)から送り出された当時15歳の天才R&Bシンガー、テヴィン・キャンベルがカバーしました。
【サウンドの特徴と違い】 70年代の生楽器主体のファンクから一転し、90年代初頭に世界を席巻していた「ニュー・ジャック・スウィング」や「グラウンド・ビート」のハネる軽快な打ち込みビートへと完全アップデートされています。バージョンによってはラップもフィーチャーされており、非常にストリート色の強い仕上がりです。 テヴィンの驚異的なハイトーンボイスと、若さあふれるエネルギッシュな歌唱により、大人のファンクだった名曲が「10代の甘酸っぱいポップ・R&B」へと生まれ変わりました。
3つのバージョンの違い・まとめ
| アーティスト | 年代 | 主なジャンル | サウンドの印象 |
|---|---|---|---|
| シュギー・オーティス | 1971年 | サイケデリック・ソウル | 幻想的、ドリーミー、内省的、生々しい |
| ブラザーズ・ジョンソン | 1977年 | ファンク / ディスコ | 洗練、グルーヴィー、華やかなギターソロ |
| テヴィン・キャンベル | 1991年 | 90s R&B / グラウンド・ビート | キャッチー、弾けるビート、圧倒的なハイトーン |
その他
Strawberry Letter 23 feat. Akon
by Quincy Jones
結び:時代を超えて愛される理由
1971年の誕生から、形を変えて愛され続ける『Strawberry Letter 23』。
原曲の持つ「メロディの美しさ」と「どこか切ない世界観」という軸がブレないからこそ、サイケデリックになっても、ディスコになっても、R&Bになっても、その時代ごとの「最高の一曲」として輝きを放ち続けています。
みなさんは、どの「23番目の手紙」が好み?