レースアニメ

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レースアニメ

目次

1位を目指すこと

さて、私は2位が好きである。
そもそも目立つことが嫌いだから、1位なんかになったらちやほやされるから面倒。
だけど、競争心がないというわけでもない。
負けたくはないけど、優勝はしたくない。
I don’t wanna be the top of a game.
But I don’t also wanna keep losing.
やるだけのことはやるだけ。
そんな競争心を煽る曲を。

チキチキマシン猛レース

68年作品。1
こんなほのぼので競争心煽れるかね?
いや、このほのぼのアニメこそが毎回1話完結でみょうちくりんなデッドヒートを繰り広げるのが面白い。
1番ガンセキオープン、2番ヒュードロクーペ、、、の野沢那智さんのナレーションが大好き。

マッハGOGOGO

67年放送。
大好きなタツノコ作品だけど、ほとんど記憶にない。

ルパン三世

71年放送。
忘れてはいけないのがルパン三世の第1話。
この印象が強く、ルパンといえばカーチェイスと記憶している。

マシンハヤブサ

76年放送。
望月三起也先生原作だが、ワイルド7っぽいアレな展開はない。

激走!ルーベンカイザー

77年放送。
この年はかなり豊作で、これ以外に下の3作も他局で放送されていて、まさにスーパーカーブームにのっかったもの。

とびだせ!マシーン飛竜

正にチキチキマシン。
タツノコ好きだけど、まったく記憶にない。

超スーパーカー ガッタイガー

レース中に車同士が合体するというスーパーカー関係ないじゃんという内容。

アローエンブレム グランプリの鷹

この作品が一番正統派なのかな。
なんだろうな。4作品を少しだけまとめてみると、本作だけ1年続いた理由はよくわからないほど、4作とも制作陣は豪華。

項目 グランプリの鷹 激走!ルーベンカイザー とびだせ!マシーン飛竜 超スーパーカー ガッタイガー
制作会社 東映動画 東映他 東映、タツノコプロ 永和他
監督 りんたろう、西沢信孝 布川ゆうじ 原征太郎 高橋資祐
脚本 辻真先、上原正三、藤川桂介 田村多津夫、村山庄三、富田祐弘、稲垣謙三、佐藤均他 吉野次郎、山本優、永田俊夫他 馬嶋満、陶山智、富田祐弘、山崎晴哉、桂真佐喜他
音楽 宮川泰 菊池俊輔 筒井広志 石川皓也
キャラデザ 杉野昭夫(原案) すがやみつる(原案) 天野嘉孝、遠藤克己 山口士朗、金山明博
メカデザ 小林檀 村上克司(原案) 大河原邦男 デザインオフィスメカマン
主役声優 富山敬 三ツ矢雄二 三橋洋一2、 古谷徹 水島裕
放送局 フジテレビ テレビ朝日 テレビ東京 テレビ東京

超攻速ガルビオン

84年放送。
77年の豊作から数年間レースアニメは世に出ていなかったと記憶している。
ま、ただ正式には本作はレースではないけど、車社会が舞台なのでなんとなく。
次の作品はど真ん中。

よろしくメカドック

84年放送。
それまでスーパーカーブームからのロボットアニメの亜種みたいなネタが多かったが、この作品から大きく路線が変わる。
より現実的にレースを描くようになる。
レースのルールや、車体やコースの特性までもより緻密に描くことになっていく。
まさにレースアニメの本当の目覚めといったところ。

F

88年放送。
先の作品が週刊少年ジャンプ連載だったが、こちらはビッグコミックスピリッツ連載でちょっと大人な作品。
アニメと原作では若干異なる展開となるが、、かなりお気に入りの作品。

ダッシュ!四駆郎

89年放送。
第一次ミニ四駆ブームの火付け役。
アイスホッケーのスティックで、真っ直ぐにしか走れないミニ四駆をコントロールするやり方は当時の子供たちは憧れていたが、そもそもオフロードを走らせる広い場所が公園しかなく、たくさんの子供たちがいる中を走らせてトラブルこともあった。
となり町の商店街にあるおもちゃ屋にコースができた時は皆遊びに行っていた。
コロコロコミック連載作品であったことから、ゲームセンターあらしのごとく、技を繰り出す様子に憧れていた。

新世紀GPXサイバーフォーミュラ

91年放送。
SDGsが叫ばれている昨今。30年も前の作品にも関わらず完全無公害エンジンや有機物を媒体としたバイオコンピュータを使ってのクリーンな次世代モータースポーツを描いている。
コンピュータによるナビシステムの設定が、アスラーダとハヤトのやり取りをバディ戦友といった風にも感じ取れ、例えるなら魔神英雄伝ワタルのワタルと竜神丸、

とう・りゅう・けーん

もしくは、攻殻機動隊のバトーとタチコマとか、

バトーさんバトーさん

を思い出される。
ただ、私の年代からすると、やはり

距離が足りません、危険です。

このナイトライダーのナイト2000とマイケルナイト。(マイケルは写ってないけど)
時は経ってもメカと人間の友情のような結束力を描くのは楽しい。

タイムボカン王道復古

93年放送。
70年代~80年代に一次ブームになったタイムボカンシリーズ(全7作品3)の三悪と呼ばれるヴィランたちが作品の垣根を超えて、国際障害レース4、否チキチキマシン猛レースみたいな主役はもらった杯争奪オール三悪メカメカ猛レースで1位になったら、晴れて2話の主役になれるというとんでもないあらすじ。
しかも全7作品の三悪とは須らく全員同じ声優が演じているため、3人が若干の演じ分けでこなしている。

爆走兄弟レッツ&ゴー!!

96年放送。
第二次ミニ四駆ブーム。ただここから次の三次ブームも含め、世代ではないので、物語は全く分からない。

頭文字D

98年放送。
この頃には成人していたことや、全く興味のなかったジャンルであったため、見たのは三十代になってから。
それまでの私のイメージは、スポーツカーを巧みに操り、暴走族を後ろからさしまくり、去っていくみたいな。「あいつは誰なんだ」みたいな。
本編を見たら意外にスポ根漫画で、努力の蓄積から繰り出される主人公しかできないようなドライビングテクニックで峠を攻めていく。そういうことかと、これは面白いと直感した。
ただ、2010年過ぎて見たので、歌やBGMに中途半端なクラシックさを感じており、聞いていて恥ずかしさすら感じる。
レンタルビデオ・CDショップや中古CDショップで働いていたときから、Eurobeatにはチープさと空虚感を感じており、特にコンピCDが異常に出ていて数がとんでもない。
そのコンピCDがSUPER EUROBEAT。
今、聞いたら、、、うーん、、今聞いても、、やっぱり、、、苦手だな。

激闘!クラッシュギアTURBO

01年放送。
ミニ四駆第3次ブーム(?)。この作品ではもうレースなのかは疑問であるが、競い合い方がスピードではなく攻撃力にシフトしており、ステージから相手のマシンを弾き飛ばすか走行不能にするルール。
なぜこのような進化を遂げたのか。
それまでビーダマンやらメダルマンやらデジケン、ベイブレードなどの相手とタイマン勝負するタイプの遊びが流行っていたので、その延長線上にある遊びとして、ミニ四駆と融合した結果、ベーゴマと同じルールが出来上り。

年下の従兄弟が、小学生の時に買ってきたのだが、組み上げた車体を見て驚く。
車体の何処を持っても、触っても怪我しそうなほど、鋭利なパーツのついた塊だった。
冗談抜きで危ないので、家で走らせるのは禁止にした。
正直邪道のミニ四駆だと思っている。

F-ZERO ファルコン伝説

03年放送。
もちろんスーパーファミコンの名作F-ZEROの主人公、今じゃそれすらも忘れ去られスマブラファイターとしての認知度の方があるファルコン。
ただゲームのストーリーはあってないようなものだったので、アニメ化に伴い結構設定が追加され、主人公がオリジナルキャラクターになったりするのだが、大した記憶には残っていない。

最後に

06年から12年にレースアニメ映画が公開されていたり、そのあとにも超速変形ジャイロゼッターや天晴爛漫!、HIGHSPEED Étoileがまだあるのだが力尽きた。
でもドライブ大好き。レースはそこそこ。


  1. 1.ただし日本放映は70年放送。
  2. 2.8話まで
  3. 3.当時の作品数。
  4. 4.とびだせ!マシーン飛竜で開催されたレース。

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