消耗品を管理する
目次
家の消耗品のことを考えるのを止めたい
あれ?ドレッシングまだあったっけ?
とか
え!柔軟剤のストック、切れてた!!
とか結構ある。
そんなときに、パパっと買うものや状況を確認できるサイトがほしい。
冷蔵庫やランドリーやストック入れや物置のなかが把握できればよいかなと。
管理の大変さ
まず、こんなものを考えたときに絶対にぶち当たる壁は、
運用が大変だ
ということ。
登録が大変
運用がどれだけ大変かというと思いつく限り登録作業と継続するモチベが大変だと思う。
どこの家庭も週末に買い出しに行くと思うが、そこで何十もの消耗品を買うことになり、まずはそれをシステムにどうやって登録していくか、そしてその登録作業を忘れずにずっと運用し続けることが大変だと思っている。
なので、裏を返せば登録作業と継続することに苦労がなければとてもよいツールになりうるということになる。
例えば
システムに登録するためにはどんな方法が考えられるか。
- 手打ち(△)
- 非常に面倒
- 選択肢からの選択(△)
- 手打ちよりも楽だけど、これも面倒ではある
- 音声認識(△)
- 上よりも楽だけど、そもそも忘れる場合もある
- RFIDによる管理(×)
- 全部に貼るの面倒、そもそも食品には貼れない
- カメラによるOCR(△)
- レシートをカメラで撮って認識させることで楽にはなるが…
- センサーによる認識(×)
- あらゆるところにセンターを置けば楽にはなる
それぞれに良し悪しがあって、一番大事なのが
- 登録を怠らない
- 続けること
- 家族の理解を得られること
ここだということ。
やはり継続なのである。
継続させるためには登録を面倒だと思わせないこと。
そのためには、上記手法のベストプラクティスを探す。
さてやるか
では、どのようにやるか。
まずは要件を決めてみる。
消耗品管理システム(仮)の要件
- 消耗品を登録できる
- 消耗品が切れたことを見れる
- 消耗品の切れる時期を把握できる
- 消耗品の切れる時期を変更できる
- 消耗品を次買うものリストに追加できる
- 次買うものリストを表示する
- 消耗品が切れる前にお知らせしてくれる
- 消耗品が切れる前に次買うものリストに自動で追加してくれる
- 消耗品に関連したおすすめ情報をお知らせしてくれる
こんなところだろう。
次買うものリストとは、要はスーパーやお店でパッと開く買い物リストのオリジナルの読み方。
「何を何個」という管理の仕方は厳密すぎて絶対に破綻すると思うので、「何はいついつには0になりそうだから買った方がよい」という少し曖昧な管理をすることで消耗品全体の消耗度を把握できるという仕組みの方が管理しやすいのではと思った。
これができれば消耗品PDCAサイクルを回すことができるので、消耗品一つ一つのサイクルの違いを全部覚えておく必要はなくなり、次買うものリストを見るだけで事足りるようになるというもの。
あらかじめ、消耗品のライフサイクルを設定しておいて、ライフサイクルの期限が近付いてきた消耗品は自動的に次買うものリストに追加されると。
もし「あれ?まな板シート全然使ってないからまだ大丈夫だな」みたいな予想に反してライフサイクルを長くしたい場合は次買うものリストに「まだ大丈夫」みたいなボタンを用意したら1週間延長されるようにする。
逆に「この日はにんじんを多く使ったかも」と思ったら、次買うものリストに「にんじん」を追加したらよい話。
そのときににんじんのライフサイクルを1週間短くする。(今回のリストに入れる)
しかも次買うものリストの下の方に、「まだ大丈夫そうだけど」みたいな期限まで半分切った消耗品を残しておけば、そこからすぐに次買うものリストへ追加できるようにすると便利かも。
flowchart TD
a([登録/更新])-->b{監視}
b-->|通知|c([チェック])
c-->|更新|b
c-->d([買い物])
d-->a
style a fill:#9fe38f
style b fill:#e2e079
style c fill:#ff9e9e
style d fill:#b5ceff
登録/更新フェーズ、チェックフェーズ、買い物フェーズのところが人間が行うところ。
こうやってみたら、あまり人間が楽になってないな。
ただ監視フェーズのところが結構面倒なところではあるので、そこを楽するために人間が苦労しているような気がするので、登録/更新フェーズはかなり楽したいところ。
通知の仕方はLINEとかそういったところに通知できればよい。
おすすめ情報の通知は、例えば消耗品が分かっているので夕飯の献立に役立つ情報をお知らせしたり、最近購入していないものは要らないのか聞いてきたりなど。
正直、このシステムで冷蔵庫の中身やストックを見なくてよいかと言われると絶対にそんなことはないので、結局は見ることになる。
でも、ある程度買い忘れを防止できると思うし、日々のストレスが少し減らせられれば良いと思う。
次は
技術的にどうやるかを考える。