人生で一番見た映像
目次
昔よく見たTVや映画やビデオは何か
少年のときに見たものってたった一回観ただけでも結構覚えているものである。
ただ家庭用ビデオが普及し始めたら、一回で目に焼き付けて・・・ってこともしなくてもよくなる。
今回は、人生で一番よく見たアニメのTop 10を調べてみた。
ただ、調べる方法が今となってはないので、正確なカウントをせず記憶を頼りにしているため全くのでたらめである可能性もあるが、TVや映画の当時の視聴回数や、ビデオに録画したもの、OVAも対象としたものを予想した上で、視聴時間を〇日として概算で出してみた。
あと、視聴時間の試算は面倒なので1話30分で計算している。劇場版は90分。
Top 10を紹介
10. 無敵超人ザンボット3
行け!ザンボット3
by 堀光一路、ザ・ブレッスン・フォー、ザ・チャープス
77年放映。
70年代のロボットアニメブームの後期。その後80年代の量産時期前の名作。
私の中でちょうど幼少期から小学生までの時期に1回目のロボットブームが起きている。
私がこの作品の表面的な面白さに知ったのは、合体ロボであるとともに、その前に変形ロボであるという2段階の構造になっているところ。
他の合体ロボットとは一線を画していると子供のころの私は思った。
親にねだってサントラのカセットテープを初めて買ったアニメ作品。
LDボックスが出たのが90年代で、もういいだけ大人になってから映像作品を手に入れれるようになってからは、何回も見れるようになって本当に有難かった。
この時期での視聴回数がほぼ全てだと思う。
1話あたり2割増しぐらいで回数を試算してみる。
ということで、概算の視聴回数としては
30分/話
* 1話/日
* 2割増し
* 購入後1ヶ月ぐらい
≒ 0.8日
こんな結果。
でも、もしかすると一つの作品の視聴回数の平均的時間なのかも。
こっから先は1日以上になっている。
9. バビル二世
バビル二世
by 水木一郎、コロムビアゆりかご会
73年放映。
再放送でしかみたことがない作品。ではなぜランクインしたのか。
それはもう再放送の回数でしかない。
私が小学生のときに夏休み・冬休みの平日午前10時ぐらいの中途半端な時になぜかバビル二世が再放送されていた。
たしかバビル2世と名犬ラッシー or わんぱくフリッパーの1時間構成だったような気がする。
長期休みが始まったら1話から始まるんだけど、休みは20日ぐらいしかないから結局平日6日で計算すると最大でも18話ぐらいしかできなくて、次の長期休みが始まったらまた1話から始まっていていつまで経っても最終回は見れなかったと記憶している。(北海道編は見ていたが)
なんか毎回1話からみていたので、2話のゴーリキの話とか10話のバランが非常にハラハラドキドキし特に覚えている。


それでも真面目に見ていたのが10日ぐらいだったと思う。
それで計算すると
30分/話
* 10日
* 夏・冬休みの2回
* 小学3年~6年の3年間
≒ 1.3日
こんな感じ。
8. ヤッターマン
ヤッターキング
by 山本まさゆき、スクールメイツ・ブラザーズ
77年放映。
タイムボカンシリーズの中で一番人気があった作品。
2年放映したのはシリーズ中この作品のみで、後に実写やアニメでリメイクされたのもこの作品のみ。
シリーズ2作目にして頂点。
おかあさんといっしょを見るよりもこっちをみて育ったと言っても過言ではない。
そんな幼少期の私を虜にした理由はやはり歌と登場キャラだと思う。
話の内容としてはお世辞にもワクワクする内容とは言えないし、毎回勧善懲悪の展開が続く冗長なもの(制作陣自ら自虐ネタとしている1)であったが、その中でも一際待ち望んでいたのが主人公ヤッターマンが駆るメカ、ヤッターメカ。
初期のころからどんどん増え続け、最終的には大所帯になり、2隻の母艦+6体になる。
毎回どのメカが出てくるか楽しみだった。
と言っても、番組最後らへんはヤッターヨコヅナばっかり出ていたような気がする。
こちらの視聴回数は今でも覚えているが、当時リアルタイムで全話見ていたので、その話数がそのまま回数になる。
30分/話
* 108話
≒ 2.3日
7. 機動戦士Zガンダム
Ζ・刻をこえて
by 鮎川麻弥
85年放映。(劇場版は05年~06年。)
恐らく、ガンダムシリーズの中で一番観ていると思う。
0080や0083、∀、DESTINY、Thunderboltも観ているっちゃみてる。
だが高校生のときにファースト〜ZZまでのTVシリーズを一挙放送したのでビデオ録画したのが再生数を稼いでいる理由だと思う。
ただ、それだけではなく恐らくあのガンダムの続編というところと、MSの造形が好みだったのも理由かな。
視聴回数はかなり見たと思う。優に3~4周はしているはずだし。それだけ好みだったと思う。
なんなら劇場版「機動戦士Ζガンダム」3部作も入れようかな。
ま、ガンダムは有名なので多くは語らない。
計算してみよう。
30分/話
* 50話
* 4回
+ 90分/作
* 3部作
≒ 3.3日
こんな感じ。
6. トップをねらえ
アクティブ・ハート
by 酒井法子
88年作品。
某TV局が深夜にやっていたミッドナイト・スペシャルで初めてこの作品を観たときの衝撃は今でも忘れない。
それまでもSFロボット作品は数あれど、ノリが少女漫画やスポ根漫画で、真剣に科学的な考証を行っている作品はこれが元祖である。
OVAであったこともあり、サービスカットも多数あり、後の乳揺れと呼ばれるシーンもある。

話自体が面白いのも相まって色んな情報が詰まっている名作。
私が中学生という一番多感な時期に出会い、ビデオに録画したことで何度も繰り返しみることになる記憶に残る作品。
中学によく見ていたと記憶している。
その後はVODサービスが台頭してきた時代に観たぐらい。
案外成人してからは見ていないかも。
どの話をよくみていたかというと、矢尾一樹さん演じるスミスが出る3話と、名シーン連続のラスト5、6話が多いと思う。

宇宙空間の怖さも味わえる。

オカエリナサイ
ということで、3、5、6を3割増しにして、土日によく観ていたと思うので1年間で104日の6割ぐらいは観ていると推測して試算してみる。
(( 30分/話 * 3話 )
+ ( 30分/話 * 3話 )
* 1.3割増 )
* ( 104日 * 0.6割 )
≒ 9日
こんな感じ。
5. ルパン三世
Lupin the 3rd ‘80
by You & Explosion Band
77年放映および84年放映。
私の好きなルパンはカリオストロの城からルパン三世 PARTIIIまで。
恐らくリアルタイムで見始めたのがカリ城で、TVではPARTIIIが話題性とともに土曜19時という枠で開始された。

2代目が一番しっくりくる。

揺れるぅ瞳ぃ
レンタルビデオを借りてみたのも思い出される。本当に懐かしい。
あとは2代目ルパンの再放送が小学生のときの夕方あたりにあった。
また成人してから深夜に再放送をやったこともあって、2代目と3代目を続けて放映してくれたのが、うれしかった思い出。
今じゃDアニメストアでいつでも見れるため、時々見ている。
私の好きな作品は、やはり宮崎駿世代なので、2代目の名作2作品は外せない。
かき回すなよ。
ルパンとしての登場は最後らへんにしか出てこない。
他の作品も見ていることは見ているが、本当に1回程度しかみていない。
例えば、金曜ロードショーでやっていた特番とか。
カリ城を超えると言われる劇場版が出てはガッカリしてを繰り返す。
何作品かしか観ていないのでちょっと調べてみたら、TVスペシャル5作品、劇場版5作品しか観ていないことがわかった。
恐らくバイバイリバティ以外は1回しかみていないと思う。
ということで、試算してみる。
(30分/話 * 155話 * 2周)
+ (30分/話 * 50話 * 2周)
+ (90分/回 * 10回)
+ (90分/回
* (10作品 - 1作品)
* 1回)
+ (30分/話
* 2話
* 10回)
≒ 10.1日
こんなもんかな。
4. ドラえもん
ポケットの中に
by 大山のぶ代
79年放映。大山ドラ。
これはドラえもん のび太の恐竜の主題歌。歌詞が好き。
ドラえもんは本当によく見ていたと思う。
なぜこんなにドラえもんを見ていたのか。
それはたまたま家にあったてんコミ8巻が私の人生の転機であったから。

ちょっとエッチでいて最高のオチがつく「ゆっくり反射ぞうきん」や、
伝説のギャグ噺「おしょうさん、はなれててくだちいな。これからまっかな皿が。」で有名な「ライター芝居」、
しずちゃんに「あかちゃん作ろう」と提案をするギャグセンスがたまらないが、その後はかなり怖い「人間製造機」、
のび太のお父さんのキャラいじり3大名作2の一つ「くろうみそ」3と本当に名作ぞろい。
これで作品に魅了された私は1か月に最低1冊の間隔でてんとう虫コミックス(たしか当時全28巻)を買い続けていき、映像作品もどんどん見始めるようになる。

よいタイミングで小学5年生から自室にビデオデッキを手に入れた焦げビスケ少年は、11PMやトゥナイトを録ることなく、真っ先に金曜19時と火曜20時のテレビ朝日を予約録画すようになる。
本当暇さえあればドラえもんを読んだり観たりしていた。
作品が始まったのが79年。
中学生のころにはほとんど見なくなったので、小学1年から6年までは見ていたと記憶している。
ドラえもんのレギュラー放送枠は3種類存在していて、まずは帯枠10分時代①、日曜朝枠時代②、金曜19時枠時代③。
特番④もあり、「○○だよ!ドラえもん」というタイトルで1時間以上の枠で放映しており、年末年始付近には必ずやっていた。
さらに劇場版⑤も80年から毎年やっていた。
ここらへんを加味しつつ、それでも子供の集中力の問題や見逃しなどを考慮して、すべての計算に6割をかける。
①はほとんど覚えてないけど、テレビで「アッタマテッカテーッカ」を見た覚えは確実にある。その後日曜8:30や9:00に移動②したときもシャボン玉に乗るのびとドラのOPを確実に覚えている。③④時代にはビデオ録画を始めているのでもちろん覚えている。ここは3割増しぐらいにしておきたい。
そして④は何分放映していたのかそして私が小学生の間に何回放映していたのか全く分からない。
ま、ただ、1年に春・夏・秋・冬・大晦日・正月とやっていたと思うので、80年~87年の8年間で48回。そんなもんかな。1時間のときもあれば映画を2時間ぐらい放映していたときもあったと思うので間をとって90分にしてみるか。
⑤は毎年映画館に行っていたので、パラレル西遊記までは行っていた。来場特典もいろいろもらったなぁ。ということはちょうど10回かな。
計算してみるか。
(10分/話
* ((50週 * 6日) * 2.5年)
+ (30分/回
* (50週 * 2年))
+ (30分/回
* (50週 * 5年))
* 3割増し
+ (90分/回
* 48回
* 3割増し)
+ (90分/回
* 10作品))
* 6割
≒ 11日
こんなもんかな。
ということで、
3. トムとジェリー
トムとジェリー
by 梅木マリ・フォー・コインズ
多分すごい観ている。理由は再放送の数だと思う。
夕方ごろの17時ぐらいだったと思うが平日再放送をずっとやっていたような。
私が6歳〜10歳ぐらいの間で、3〜4割でやっていたと思う。
さらに夏・冬休みの朝放送していたと思う。恐らく10歳〜12歳の間で3割ぐらいの期間でやっていたと思う。
ここらへんはちょっと適当だな。ただ、かなり作品を覚えていることを考えるとやはり再放送の数に他ならないと考える。
想い出の話は数あれど、思いつくだけでも・・・
天国と地獄
アカデミー賞とったやつ。
土曜の夜は
頭の形ね。
あべこべ物語
ドラッグを奪ってからのトムの「へぇあーー」って顔。
飲む前のにやけ顔と眉毛の上下。
もう素晴らしい。
後期(?)のものもかなり面白い。
例えば、、、
ロボット頼りにしたりするのが面白かった。
ただ、一番好きなのはこれ。
おーねこちゃんや4ってやつね。
あとこれね。
蛙、蟻の使い方が普通思いつかない。
さて昔ばなしはこれまでにして、視聴回数を計算。
(30分/回 * 平日5日 * 50週)
* (5年間 / 3割 + 3年 / 3割 )
≒ 13.9日
こんなに!?
本当かね。
2. 機動警察パトレイバー
未来派Lovers
by 笠原弘子
88年放映と89年放映と90年放映。
このブログではいいだけ紹介しているパトレイバー。
中学~社会人まで恐らくずっと見ている私の鉄板アニメ。
全作品を映像媒体で買っていたため、私の青春時代のほぼ全てをパトレイバーに費やしているようなものだと思う。
LDではなくVHSで購入していたのが少し残念ではあったが、購入特典5ももちろんゲットしたし、今でも所有している。
さて作品を時系列で並べるとこんな感じ。
- OVA7話(+総集編+かわら版+劇場版メイキング)
- 劇場版1作目
- TVシリーズ47話
- NEW OVA16作品
- 劇場版2作目
- 劇場版3作目(+短編3話)
- 劇場版4作目(?)
- 実写版13話(+総集編)
- 実写劇場版(+ディレクターズカット版)
正直、劇場版3作目以降は熱も冷めていたので、あまり本気で見ていない。
高校生ぐらいで一旦熱も冷めていたと思う。
さて、視聴回数の計算だが、セリフ覚えるぐらい見ているので、多分毎日は見ていたと思う。
全ての話数を最低10回はみていると言っても過言ではない。
さらに初代OVA(アーリーデイズ)に至っては、優に30回以上は見ている。
劇場版も2作目まではVHS→DVD→Blu-rayと限定版を買い続けており、音声オリジナル版と音声リニューアル版を交互に聞き比べたりもしていたので、劇場版も30回以上は見ているはず。
ただ劇場版4作目以降はDVDを購入したけどなぜか1回しか見ていない。
ということで、劇場版3作目までは恐らくそれ以上は見ていると思うが最低の見積もりで計算してみる。
すると、、
(30分/話
* (7話 + 1話)
* 30回)
+ (90分/回
* 30回)
+ (30分/話
* 47話
* 10回)
+ (30分/話
* 16話
* 10回)
+ (90分/回
* 30回)
+ (90分/回
* 10回)
+ (10分/回
* 3話
* 10回)
+ (30分/話
* (13話 + 1話)
* 1回)
+ (90分/回
* 2バージョン
* 1回)
≒ 23日
お、すごいな。
1. 未来少年コナン
いま、地球が目覚める
by 鎌田直純、山路ゆう子
78年放映。
多分、私が観たアニメ作品の中で不動の1位。
宮崎駿という天才が演出、キャラデザ、メカデザを担当しているのもそうなのだが、原作の設定がもう退廃的なところがもう当時の日本作品の流行りというか、そんなところが当時の私にささった。
登場人物が非常に少なく活躍する拠点も数箇所しかないのに、それでいて話が徐々に大きく広がり、世界を悪の組織から守るに至るところが素晴らしい。
世界が一度滅びたあとの未来でのびのびと暮らす野生児の主人公コナンが、旧遺産と化している科学の力(太陽エネルギー)を取り戻そうとしている組織インダストリアから女の子ラナを助けるために奮闘する。
全26話ですべてがきれいに完結する。
本当に良くできている作品。
当時VHSビデオデッキを持っていた私はコナンを好きすぎてレンタルビデオで何回も同じものを借りた。
あ、あと総集編として劇場版が2作品あり、これも何回も観た。
セリフもすべて書き留めて、セリフのタイミングも覚えた。
寝るときもベッドに横になりながら観たいがために、SEGAのゲームギアにTVチューナーパックをつけて、ビデオデッキからAVセレクター経由でコンポジットケーブルを挿して夜の寝る前にもずっと観ていた。

青春時代の合間には常にコナンがいた。
成人したら尚更ひどくなり、DVDを購入してまた繰り返し観ていた。
そうそう後から発売されたDVD-BOXでは字幕まで追加されたので、それも購入した。
その後HDリマスター版Blu-ray Boxが出たので浮かれすぎて小躍りした。
中年になった今では観なくなってしまったが
10代〜30代までの16年ぐらいはずっと観ていた。
今となってはなぜこんなに魅了されたのかよくわからないけど、もうそんなことはどうでも良い。
宮崎駿世代なんだから。
計算してみる。
(30分/話 * 26話 * 10回
+ 90分/回 * 1回
+ + 90分/回 * 1回)
* 16年 ≒ 88.6日
うは、すげー。
キモチワル笑
最後に
視聴回数の概算の出し方はもう少し精度上げてみたいけど、限界かな。
- 1.ED「ドロンボーのシラーケッ」で「まんねり何かもなんのその」と言っている。 ↩
- 2.野比のび助キャラいじり3大名作は、私が勝手に命名した名前でドラえもんの作品の中で、たまに出てくるのび太の父、野比のび助が大活躍する面白い話が3つあって、「くろうみそ」「ムリヤリトレパン」「アドベン茶」が同じテイストのもので、彼が踏んだり蹴ったりの目にある話。 ↩
- 3.「いいや、2ページほどやるぞ」はいつかどこかで言いたい。 ↩
- 4.ジェリーの家に遊びに来たペコスおじさん(コンテストがあるから上京してきた)がギターの練習時になぜかすぐ弦が切れる。そこにいたトムのヒゲを抜いて弦に使われて迷惑するトム。(許可なく無理やり引っ張って抜くから)そしてコンテスト本番を迎えるも・・・ ↩
- 5.NEW OVA1話が収録されているSシリーズ。NEW OVA1話+TVシリーズ3話が収録されているPシリーズがあった。どちらでもよいので購入すると応募券が付いてくるので、それを送ることで漏れなくもらえるのが、カード型のAMラジオやカード型の電卓だった。 ↩