REGZAについて

05/15

TVは何を使っている?

目次

TOSHIBAという最高の家電メーカ

まずこれを書くにあたり、先に書いておくが私は昔からTOSHIBAが大好きである。
TVは前から使っていたので、とても親しみがある。
PCもLibrettoのころからからずっと好きで、TVもビデオレコーダも含めてずっとTOSHIBAを使ってきた。

Libretto 20

Linuxを入れて全然現役になれた。
小人のピンポン(HDDのアクセス音)を聞きながらEmacsで仕事してた。

Libretto SS1010

こちらはWindows 98しか使ってなかった。

Vaio C1よりも好きだったL5

Libretto 20のころからはキーピッチがかなり改善されており、圧倒的なタイピングのしやすさ。無線LANも重宝した。

あと、HDDレコーダ成長初期に出ていたRDシリーズ(後のREGZA)も地デジ化前にも関わらず非常に多機能で面白かった。

RD-XS40
PCから番組名を変更したりフォルダ管理できたり、予約録画できたりこの時点でかなりシステムとしてよくできていた。

今でもやはり好き

こんな特定のユーザに確実に深くぶっささる製品を作っているメーカがTOSHIBAだと思っている。
現在もTVとHDDレコーダをどちらもREGZAを使っていて、本当に満足している。
今まで、Sony、シャープ、パナソニック、日立、海外ブランドと使ってきて一番私にしっくり来た。
そんなしっくり来た理由を挙げる。

適度な高級感

落ち着いたデザイン。
見た目が攻めていない。
でもちゃんとかっこいい。
それがよい。
Sonyみたいな見た目にこだわりすぎた攻めたデザインでもない。
パナソニックやシャープみたいにダサい形のリモコンでもない。
本当にちょうどよい。

機能・サービス

機能がちょうどよい。
映像関連ではPC・ゲームに特化した設定ができたり。
クリア音声で声が聞き取りやすい設定ができたり。
クラウドサービスにキーワード登録しておけば勝手に録画したり。
クラウドからシーンサーチ情報を自動でダウンロードしてチャプタをインデックス付きでみれるし。
スマホからでも録画番組が見られるし。
Blu-rayプレーヤからネットワーク越しに録画番組が見られるし。
Google Nestから使いづらいけど操作もできるし。
HDDレコーダで24時間録画(タイムシフト録画)しておけば、TVリモコンやスマホで操作と視聴ができるし。
本当に便利に使える。

だからこそ言いたいダメなところ

本当に便利なこのTVとHDDレコーダ、致命的ともいえるダメなところが何点か見つかっている。
ここからはTOSHIBA愛をこめてA bunch of flowersならぬVarious kinds of issuesを紹介していく。

動作確認日付: 2022-03-31

レスポンス

操作してから何かが表示されるまでが異様に遅い。
特に遅いと感じるのが、

  • クラウドサービス全般
  • NetFlixなどのオンデマンドサービス全般
  • 録画番組操作
  • 番組表予約l録画

REGZAにはみるナビ/みるコレといったクラウドサービスを使った便利機能がたくさんある。
これを使うとさらに便利に使えるのだが、操作がもっさりしすぎていてイライラしかしない。
ゲーム感覚で下ボタンをポチポチなんか押しても全く反応しない。
非常におおらかな気持ちで優しくゆっくりボタンを押す貴族のような気品あふれる優雅な操作が求められる。
なのでこれを操作するときは、気持ちがフラットなときに行うようにしている。

TVもHDDレコーダのどちらにも言えるが録画番組を見るときはもうかなり腰を据える必要がある。
選択されている録画番組を小さい画面でプレビューすることができるのだが、そのために上下ボタンで番組を移動するたびに読み込みが走るため、非常に動作がもっさりしている。
先述のみるコレと同様、下ボタンを連打なんてしたもんなら最後、押した回数分下に行くまですべての操作を受け付けない。
全ての操作を受け付けないから別のボタンを押すとそのボタンも押したことにカウントされ、下ボタンが全部機能した後、別のボタンも機能するという負のスパイラルオペレーションが発動する。
これも前回同様気持ちがフラットのときに行うようにしている。

番組表からの予約録画もひどいのだがそれは別の問題もあるので次のところで。

Webサービス

HDDレコーダで番組表から録画を行おうとするときスマホから操作できる。
作り方としては恐らくスマホアプリからLAN内のREGZAを検索して見つかったらそこと通信する。
REGZAからのレスポンスはHTMLに見えたので、PCからREGZAのIPアドレスにアクセスしたら案の定。

で、この仕組み。非常に重宝しているのだが、HTTPというステートレスなプロトコルならではの問題やクライアント側でのレンダリング時間の問題があったりする。

1. また初めから?? you got me kidding.

私の使用用途としては、地上波はタイムシフト録画にして、個別に観たいものを外付HDDに予約録画している。
特にCS放送を予約録画することがかなり多く、予約録画するときは面白いのないかなと番組名をページングしながら操作している。

目的の画面があったとして、トップ画面から辿ると以下のような感じ。

graph LR
    a[トップ画面]-->e[機器を操作する]
    e-->b
    b[番組表から予約する]-->c[地上波->CS]
    c-->d[日付ごと->チャンネルごと]
    d-->f[チャンネル選択]
    f-->g[目的の画面]

    style a fill:#34e9cc
    style g fill:#d84922,color:#eee

調子が良かったら目的の画面が表示されるのに15秒でいけるがおそらく感覚的にはもっとかかっている印象。
最初に必ずこの7ステップがいる。
ここからやっとやりたいことができるのだが、画面イメージがこんな感じ。

5/1 5/2 5/3 5/4 5/5 5/6 5/7
前へ 前へ 前へ 前へ 前へ 前へ 前へ
13:00 番組 番組 番組 番組 番組 番組 番組
14:00 番組 番組 番組 番組 番組 番組 番組
15:00 番組 番組 番組 番組 番組 番組 番組
16:00 番組 番組 番組 番組 番組 番組 番組
次へ 次へ 次へ 次へ 次へ 次へ 次へ

7日分の番組を4時間区切りでみていくので、最低でも5回ページ遷移しないと1日分を見ることができない。
これを見てるチャンネル数分、私の場合は5チャンネル分(25回)やらないといけない。
本当面倒くさい。

そんな作業を毎回、アプリを起動して表示するたびに行わないといけない。
「またここから?」ってなる。

2. dlna?

このWebサービス、何年か使い続けていると不調をきたすことがかなりある。
現時点で遭遇した事象は以下の通り。

  1. 録画しない
  2. 録画番組が見れない
  3. Webサービスにアクセスできない

1と2はREGZA自体を再起動しないといけなかった。
ただ、3に関しては厄介でスマホとPCで見え方が違っていた。

3の事象になったときにスマホでアクセスすると、メインメニューが出ずに、dlnaのような番組をフォルダで選べるような見た目。
こうなるとスマホアプリを再起動しても直らず本体を再起動しないと改善しない。
でもPCからだとうまく表示されるときもある。
この症状になったときにはかなり動作が不安定でイライラ度が増える。

再起動

本体を再起動すると、普通に使えるようになるまでに時間かかるし、しかも画面をみないとちゃんと起動しているかがわからないという非常に面倒くさい運用を強いられる。

もう少し改善してほしい

ここまでいろいろ書いたが、最初に書いたがとても便利につかえているのでこれからもTOSHIBA製品は使い続けていきたいけど、最近は寂しいニュースばかり。
頑張ってほしい。


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