効果音・セリフを聴けるのはOPだけ

03/05

週末音楽26

目次

TV Opening Including Sound Effects or Speech

レコーディング音源でアニソンを聴くと絶対にわからない。
TVのオープニングでしか聴くことができないあの音。
そう、時報である。

ピッピッピップーーーーーーン

そうそうよく時報とともにOPが始まっていたよね。
記憶に残っているのが、北斗の拳。
時報とともにOPが始まっていた。

いやいや、そうじゃない。そうじゃないのさ。

ちがうちがう

今回はそうじゃなくて。
今回のネタはSE。
そうサウンドエフェクト、日本語で効果音。
TVのオンエアバージョンでしか聞けない効果音もしくは効果的なセリフ入りのアニソンを紹介していく。
ピンと来てもらうために、例を挙げるとワンピースの初代OPらへんが分かりやすいか。

富、名声、力、この世のすべてを手に入れた男、海賊王ゴールドロジャー。
彼の死に際にはなった一言は人々を海へ駆り立てた。
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みたいなやつとか。
あとは、車のレースだったらエンジン音・ブレーキ音が入ったり、ロボットアニメなら金属のぶつかる音とか、熱線・光線が放たれる高音やら、爆発音。
野球アニメならカキーン、ダッダッダッダッダッダッ、ズザザー、ワーーーみたいな伝説のアニメとか。

OP収録時あえてミキシングした効果のこと。
今回はそんなアガリまくりまクリスティなOPを紹介。

Acrobunch in Devil-Land

夢の狩人
by 山形ユキオ

最初に紹介するからにはわかりやすいのがいいなと思ってこの作品を。
魔境伝説アクロバンチのOP。
これでもかってぐらいSEのオンパレード。
伝説の金田パースに合わせて差し込まれる「キラーン」「ガッキーーーーーーーーーン」みたいな効果音。
本当に素晴らしい。
同じ系列では銀河旋風ブライガーのOPも。
作品のかっこよさが過剰に伝わる効果もある。と思う。

Galaxy Express 999

銀河鉄道999
by ささきいさお

やはりこれだろう。
冒頭の999の発車シーンから、サビの別車両が登場するシーン、最後に鳴り響く汽笛。
曲の構成にジャストで入るSE。
完璧だと思う。

SLAM DUNK

君が好きだと叫びたい
by BAAD

観客の大歓声のなかOPが始まり、バッシュのスキール音とボールのドリブル音が鳴り響くコート上では、湘北VS陵南戦が映し出され、リョータのアリウープパスからの流川のダンクシーンを皮切りに、陵南仙道、湘北赤木、そして主人公の桜木と次々とダンクを決めていく迫力のシーン。
山王戦の次に好きな陵南戦というのが個人的には評価するポイント。
ま、アニメではインターハイはやっていないけど。
今度の劇場版ではどこを描いてくれるかは楽しみだ。

SLAM DUNK

Tiger Mask II

タイガーマスク二世
by 水木一郎

レスリングのファイトシーンからの
「力が正義ではない、正義が力だ。」
と、かっこいい口上を聞いてから水木一郎の渋い歌が始まる。

これって言わんとすることは、

A justice must not belong to one with a power, or rather, a power should belong to only one of a justice.
正義とは権力を持つ人のものにあらず、むしろ力とは正義の人にのみあるべきものだ。

こういうことなのかな。よくわからんが。
とりあえず権力と戦うタイガーマスクがかっこいい。
He fights the power.

余談だが、子供のころに買ってもらってうれしかったのが、この二世の乗る車。
それがこれ。

まじでこれはかっこよかった。
子供のころは車好きだったので。
時間がたつと、車の外装の保持力が保っていられなくなってパタパタになってしまい、車としても遊べなくなってしまうという結構アレな一品。

Rescueman

オタスケマンの歌
by 山本正之、少年少女合唱団みずうみ

タイムボカンシリーズでは後の定番になるコーダ部に入る三悪の八奈見乗児さんが演じるキャラ(要はグロッキーやボヤッキーポジション、ここではセコビッチ)が憎まれ口を叩くのだが、それの初回作品がこのタイムパトロール隊オタスケマンだったかと思う。
シリーズ中の曲を手掛けているのは山本正之さん。
先の夢の狩人も彼の作品だが、対象年齢を考えてなのかこちらは非常に分かりやすいメロディと歌詞で本当に親しみやすい。

余談だが、オタスケマンに出てくるメカはとてもかわいくて好きだった。

特に好きだったのが、変形するオタスケサンデー号。
おもちゃを買ってもらった。

(他の超合金おもちゃに比べて)子供の手にも扱いやすい大きさでとてもかわいかったイメージ。

Blue Comet SPT Layzner

メロスのように -LONELY WAY-
by AIRMAIL from NAGASAKI

この作品はサビ前に放映回のハイライトシーンを差し込んでくる面白い手法をとっている。
その昔、ラジカセをTVの前に置いてTVのエアチェックをしていたときには何話目の録音かわかってしまうという。

V-MAXという設定は非常にわかりやすくて小学生時分の私はストーリーが難しくてわからなかった分、戦闘シーンは見ごたえがあった。

また小学生のとき、友人の持っていたツクダホビーの戦闘級ウォーゲーム「SPT」をやったことがあったが、あまりにも難しくて(正確にはルールを覚えるのが難しかった)1回やって止めた記憶がある。
どちらも良い想い出。

SPT

移動計画を記載しなくてはいけないという厳密さと公平性は、同じようなゲームだとスコットランドヤードのような感じだろうか。
ミスターXが書くアレである。

この青いボードね

Z Gundam

水の星へ愛をこめて
by 森口博子

Zガンダムの2代目のOPの冒頭で、歌に入る前に見せつけてくる。
とても緻密に描かれれている戦闘シーン、かなりの気合いが伺える。
そして名曲が流れてくる。

Zガンダムは85年の作品なので、私はまだ小学生。
高校のときに再放送を見て良さを認識した口。
初代、0080、0083、Zは当時ビデオで何度も見た記憶がある。
ピークは高校のときで、0083の真っ只中。
毎月発売されるOVAで目玉が何と言ってもガンダムvsガンダムだった。

ガンダムファイトレディーゴーのアレが94年ぐらいなので、その前にガンダム同士の戦闘を描いていたのである。
当時は本当に興奮した。

あれ何の話だっけ?

FF Wide Show

世界初の巨大ロボットアニメ「鉄人28号」のOPが始まる前に「グリコ、グリコ、グーリーコー」ってスポンサーをガンガンに持ち上げることをした。
カルピス劇場から始まりハウス食品世界名作劇場として有名なあの作品群も冒頭にキャッチを入れてスポンサーを明確にしていた。
最近はOP後にやることが普通。

グリコ、グリコ、ぐー、りー、こーーーーーーー

フジテレビの不動の名作

ただ日本アニメの中でこう言ったスポンサーではなく、作者自身がアニメの枠に大々的にタイトルに冠して放映していた時代がある。
今回の趣旨からは反れてしまうが、どうしても紹介したいのが藤子不二雄ワイドである。
特に80年代ごろにはピークを迎え、それまで月~土18:50~19:00で放映されていたドラえもんが79年に日8:30~9:00に移動した。
80年頃にドラえもんの放送時間が日9:30~10:00に移動したころにはこの日9:30の枠を藤子不二雄劇場と名付けるようになった。
同時期には怪物くんが火19:00~19:30に始まる。
81年頃にはドラえもんが金19:00~19:30に移動したタイミングで、忍者ハットリくんが日9:30~10:00に始まる。
83年には月19:00~19:30で忍者ハットリくんが移動し、同じ時期にパーマンが日9:30~10:00に始まる。
85年からパーマンからオバケのQ太郎に代わり、そして火曜19:00~20:00の1時間枠でパーマン、ハットリくん、プロゴルファー猿の3作品を藤子不二雄ワイドとして始まることになる。
このあとも藤子不二雄ワイドでは、エスパー魔美やオバQもやることになる。
もうこの一連の藤子作品のアニメ化は今のジャンプ作品のそれと勢いは一緒で、ジャンプ作品との決定的な違いは、すべて同じ作者の作品であること。
今では考えられない。
1週間のうち藤子不二雄作品を見ない日はないのではと思えるほど、当時の人気ぶりが伺える。

で、今回はそんな人気絶頂なときの藤子不二雄ワイドのOPがこちら。

このOPやったあとに、普通に本編のOPが流れるのだから、すごいことだ。

Transformers V

トランスフォーマーV
by 茅弘二、森の木児童合唱団

ひとつ前で趣旨から反れてしまったので、軌道修正する意味で最後にまたSEオンパレードで。
スターセイバー大好き。

最後に

今度はアダルトなOP・EDを扱いたい。


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