週末音楽１９
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ラップは男の・・・
学生のときラップが好きと公言するのが憚られる時代だった。
なのでほそぼそとウォークマンで聞いていた青春時代。
私はギャングスタ・ラップとかマイアミサウンドから入った口で、「まーあーでぃだ」とか「えいちゆーえすてぃえーるぃーあーはっすら」とか「しーえんなんばらふーちまんま」って未だに口ずさむときがある。多分もう癖になっているのだろう。
そんなラップをこよなく愛する私が同時期に見ていたアニメという趣味領域と混じり合ったとき、得も言われぬ高揚感に襲われる。
混じり合わないと思われていたものが実は結構ミックスされると良い結果が生まれる場合がある。
今回はそんなラップミュージックなアニメをピックアップ。
サムライチャンプルー
battlecry
by nujabes
いやね、まずこの企画を思いついたときは単純にHipHopなアニソンを特集したかったんだけど、どうしても納得いく感じにはならなかった。
理由は単純で、選ぶ曲がHipHopとは呼びづらかったから。
案外HipHopというジャンルを選ぶのって難しいよね。
なのでジャンル問わずラップが入っていればよいということに。
ま、ただ、ちゃんとこういうニュースクールな感じもピックアップしておかないとにわかと思われても困るので。
One Piece
エターナルポース
by エイジアエンジニア
ほらね。HipHopじゃないでしょ？
ただ、ワンピのEDとしてはかなり好きな部類。
日曜19時のChillingな素敵時間が過ごせたな。
EDはもう復活しないんだろうか。
マシンロボぶっちぎりバトルハッカーズ
マシンロボぶっちぎりバトルハッカーズ
by 五十嵐寿也
おーけー！みんなノッてるかい！？
この80年代DJっぽい流れでありながら「We are ぶっちぎり Battle Hackers!」という日本語と英語をごちゃまぜにする感覚は今の日本語ラップでも完璧に根付いている。
クロス言語スピッティングって勝手に名付けたい。
またMPCを使っているような「ば・ば・ば・Battle Hackers!」というサンプリングも使っていて、オールドスクールな感じが耳に心地よい。
パーティラップにありがちな俺俺系なIntroducingマナーを踏襲しているところが好きで「アールジェタンは怒れば怖い ドリールクラッシャーはツッパリ野郎」って歌詞を聴くだけで、十分にHipHopしてると思うが、ま、多分大衆には受け入れてもらえないと思うので、自分の心だけに閉まっておく。
天元突破グレンラガン
ラップは漢の魂だ!無理を通して道理を蹴っ飛ばす!俺たち大グレン団のテーマを耳の穴かっぽじってよ～く聴きやがれ!!
by 岩崎琢
ラップといえばこれを思い浮かべる人が多いのでは。
「権力と戦おう」というメッセージ性が高いパブリック・エネミーなところもよい。
ま、かたいよね。
カイジ２
Chase the Light!
by Fear, and Loathing in Las Vegas
ラップってHipHopトラックに乗せるのもそうだけど、ミクスチャロックというジャンルにおいてラップが広く認知され可能性が広がったと思う。AerosmithやAnthrax、Helmetらへんから、Deftones、Korn、Limp Bizkitあたりとかね。
今やジャンルのボーダーラインが曖昧になっている時代となり、ひとつのラップのあり方だなと。
交響詩篇エウレカセブン
tip taps tip
by HALCALI
オールドスクールラップが好きな私にとってHALCALIはまさにど真ん中。
HALCALI いん だ ぷれいす とぅ びー、日本のマイク高い命中率うちこーむ21せんちゅりー。
21！21といえば、、
アイシールド２１
BLAZE LINE
by BACK-ON
4:07〜。ミクスチャロックでかなりかっこいい。
90年代に青春を過ごしていた私としてはドンピシャなジャンルで、ツインボーカルのコントラストがよく出ているしラップがうまい。
最後に
いかがだったろうか。
ラップというジャンルに括られるものを本当はもっと紹介する予定だった。
例えば、「ミーくん、マタタビ、コタロー、こむふぁろーみー」みたいなレゲエとか、
メローHipHopな「Friends now put yo hands in air」とか、キングオブステージな「怪し危うし島の魑魅魍魎」とか
もっとクラシックな感じだと「じーえーえるえーてぃーてぃー！」とか「集まれ、わーれらが仲間よ」とかも大好き。
はたまた、おっしゃれーな感じでスカっぽい音でやってる「なきわらーいすき」みたいなやつも好き。
アニメーションというのを広い解釈でみたら「うぇっうぇーっ」も入るだろうし
もっと拡大解釈して「シュリシュリ手裏剣ビシビシマキビシ」みたいなのも入るのかなぁ。
本当にラップって解釈によって人それぞれだと思うがこだわって楽しめるジャンルだと思うので、気になったら調べて聞いてほしい。