Mix on Weekend

06/07

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Bobby Brown

His name is Brown
That’s what they call him
So 私が彼に出会ったのは中学3年の頃。
その頃Soul R&Bの何たるかも分からず
ヒット曲ばかりを聴き漁ってた頃。
Not with James, not the Jim,
but the Bobby Brownのヒット曲も
もちろん聞いていた。

中でもEvery Little Stepを
聴いたときの衝撃は今でも記憶に
残っている。

今日はNew Jack Swingという
1ジャンルを広く認知させた男
Bobby Brownにスポットを当てる。

Producers

彼を語る上で必ず言わなくては
いけないのが、これ。

彼はNew Editionというグループから
出た最初のソロアーティストであり
それまでのグループのプロデューサー
だったJam & Lewisから一旦離れ
当時はまだ駆け出しのプロデューサーを
起用して作ったセカンドアルバムが
大ヒット。

彼は一気にスターダムに上り詰め
それと同時にこれらヒット曲の
生みの親であるプロデューサーの
LA Reid & Babyfaceと
Teddy Rileyはその後も大躍進を
見せ、LA Reid & Babyfaceは
自らのレーベルLaFace Recordsを
立ち上げレーベルアーティストとして
TLCやToni Braxtonなどを排出し、
やはり彼らの一番の業績といえば
Boyz II MenのEnd of the Roadが
米ビルボードで13週連続1位を
叩き出したこと。

そしてここで1番言いたいのがやはり
この人、Teddy Riley。
彼のファンク由来の跳ねたビートは
New Jack Swingと呼ばれ、その後の
R&B業界に無数のフォロワーを生み
名だたるアーティストのプロデュースを
行う。彼の最大の業績はMichael
JacksonのアルバムDangerousの
プロデューサーになったこと。

人気アーティストBruno Marsも
90sの音楽で育っており、先述の彼らの
音楽はよく聞いていたと言う。

そんな著名プロデューサーたちを
いち早く起用しているBobby Brownの
Din’t Be Cruelという2ndアルバムは
記念すべき作品だと勝手に思っている。

Back to the BBBrown

Bobby Brownに話を戻すと
彼の最大のヒット曲My Prerogativeや
Every Little StepのMVで見せた
ダンスも注目を浴び、Running Manや
Roger Rabbitなどが一躍有名になる。
彼のワイルドなダンスも良いのだが
絶対見てほしいのはバックダンサーの
Heart & Soulのパフォーマンス。
かなりかっこいい。彼らがいるから
Bobbyのちょっと崩したダンスが活きてくる。
MVの影の功労者は彼らに違いない。

また衣装とヘアスタイルもフォロワーを
生み、サルエルパンツにフラットトップは
彼の代名詞にもなる。

3rdアルバムのBobbyでは
自身のレーベルを立ち上げ
そのレーベルアーティストのStylzや
Teddyの弟が所属するHipHopデュオの
Wreckx-n-Effectでリードラッパーの
Aquil Davidsonを起用して業界の
カッティングエッジぶりを演出したり
妻のWhitney Houstonとの素敵な
デュエットがあったりとこちらも
聞きどころたっぷり。

We’ve in the house, yo kick it

音楽、ダンスとポイントを紹介した
ところで、その彼の曲をば
Give it up for the B。

Don’t be cruel

Don’t be cruel
by Bobby Brown

そっけない彼女に言い寄る
女々しい彼氏の歌。

That’s LaFaceって感じの作品。
Aメロ、Bメロ、サビという構成で
サビ終わりのインタールードで
ラップをのせてくる。

Don’t be, don’t be babyと
懇願する彼がカワイイと思う女子たちが
殺到したとかしないとか。

My Prerogative

My Prerogative
by Bobby Brown

彼の最大のヒット曲。
This is the NJSというサウンド。
Teddyの作るサウンドの好きなところは
ファンクマナーを弁えているところ。
ブリブリのシンセでダンサブルなのに
サビ終わりのブリッジで哀愁漂う
メロを入れてくるあたりがポイント。

ブリトニー・スピアーズもカバーしたこと
でも注目されたけど、よく覚えていない。

Teddyをもう2連発。

Get Away

Get Away
by Bobby Brown

Funkadelicの(Not Just)Knee Deepを
使ったTeddyらしい作品。
先のMy Prerogativeのスタイルを
別の角度で再度狙った曲で、
テーマはMichael Jacksonの
Leave Me Aloneのようなもの。
人気者はツライよってやつ。

前アルバムの時は細かった彼は
今アルバムのころはマッチョで
ダンスもそんな感じになっており
ダンスというよりかはどちらかというと
エクササイズにみえてしまうが
ま、この頃はかっこよく見えた。

ミリタリーのアイテムを集め始めたのも
この頃だったなぁ。今は恥ずかしくて
着れないけど。

That’s the Way Love Is

That’s the Way Love Is
by Bobby Brown

それが愛ってもんだ。
恋の手ほどきをしているBobby。
手ほどきといいつつ結局
それが愛ってもんだって感じに
締めくくる。そんなライトな感じが
よく出ている。

Every Little Step

Every Little Step
by Bobby Brown

君とお近づきになりたいよ
という切実な男の子の恋心を描いている。

キャッチーなメロディと
跳ねるサウンドが本当に気持ちがいい。
Aメロ、Bメロ、サビ、ラップと
王道のパターンがそこにあって
本当に楽しそうに見せてるのがよい。

Til The End of Time

Til The End of Time
by Bobby Brown

最後もTeddyの曲。
こういう切ないメロディが好きなので
ついつい選んでしまう。

シングルカットもされなかったし
ベスト盤などにも取り上げられないので
埋もれちゃうけど、こういう
ミディアムバラードはかなり大好物。

Kick it like this

若い頃はヤンチャだったし
TVスクリーンを賑わす問題児?だったけど
今はカワイイオジサン。

いろいろ良い想い出だったという話。


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