Netflix done it!

12/21

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N starts D

Netflixがドラ映画37作品を配信し始めた
本当素晴らしい。わさドラ世代の子どもたちには
ぜひとも大山ドラの素晴らしさを知ってほしい。

恐らく期間限定であるため冬休みの暇なひとときの
お供にぜひ。

The Tools with Restricted Functions

ところでドラえもんのひみつ道具といえばどんなものを
思い浮かべるだろうか。有名どころでいえば、
ドラえもんの歌にも昔から出てくる

  • タケコプター
  • どこでもドア
  • タイムマシン

こんなところだろうか。
ただ自由に空を飛べるタケコプターも意外にも
いろんな仕様で機能を制限されていたりする。
ここではドラえもんのひみつ道具の制限事項を
見ていくこととする。

Usage

Heritombo

さて、いきなり問題。

問題:タケコプターは頭の上につけて空を飛ぶ道具である。○か×か。

正確な答えは、×である。
それはなぜか。こちらの画像を見るとわかる。

ドラの上から目線な口調が好き。
おわかりだろうか。
臀部につけたのびの問いにどこでもいいんだよ
言ってます。そう、頭の上につけなくてもよいのだ。

問題:タケコプターはどこまで遠く飛べるか。

正解は、充電なしで640km先まで。あるいはもっと(ただしのび以外

タケコプターは時速80kmで飛ぶことができる。
また電池駆動で8時間連続で飛び続けたら
休ませないといけない。この仕様は大長編ドラえもんの
記念すべき第1作のび太の恐竜で初めて出てきた。
では単純に、はじきの法則で考えると80[km/h]×8[h]=640[km]
なのだが、電池の特性を考えると、、、

電池駆動

ここに書いてあるとおり、のび太の恐竜のワンシーンで
スネ夫がナイスな一言を述べる。ちょっと休ませると
案外長持ちするのかもしれないので、もしかすると
最高速度で最長時間運転させるよりもある程度の巡航速度で
半分の時間を稼働させ、少し休ませるともしかすると。

ただ、これは普通の人(?)が使うことに限って言える
仮定であって、のび太に当てはめると途端に違ってくる。
連続稼働の際には必ずのびのタケコプターから不具合が
発生する。これは何故かという理由が分からないので
但し書きの答えとする以外になかった。

Anywhere Door

問題: どこでもドアはどこでも行けるのか

正解は、マップに記録されているところなら
どこでも。但し10光年まで。

こういう制限事項はとても科学的で好印象。
ただ10光年の根拠は分からないまま。
また、同じような理由で、次のタイムマシンも
そうかもしれないと予想をしている。

Time Machine

問題: タイムマシンはどこのどんな時代でも行けるのか

回答例は、どこでもかは分からないが、いつの時代でも可能。但し、航時法の範囲内で。

どこでもドアがそうならタイムマシンもそうだろうという
予想すると、もしかするとマップに記録されている範囲内
かもしれない。だってどこでもドアができなくて
タイムマシンが出来たら、みなタイムマシンを使うから。

そもそもタイムマシンは、2つの主要な機能を有する
ひみつ道具で、時間移動と空間移動がそれにあたる。
時間移動が出来るのは良いとして、空間移動機能は
あまり取り上げられていないと思う。
のび太の恐竜で初めて言及されている。

では、どんなところでも自由自在かというと
そうでもないと思われる。例えばのびが活躍した時の
コーヤコーヤ星に行って、感動を再び陰から
鑑賞することができるかっていうと、恐らくそれは
出来ないと思われる。また、あの頃の植物星へ行って
キー坊の成長を見守ることも出来ないと思われる。
もしかするとどこでもドアと同じ仕様なのかもしれない。
ま、予想でしかないが。

これも予想でしかないが、タイムマシンが
仮に無制限の空間移動が可能で何でもありの
万能道具であった場合、誰でも悪さができる。
正に無法地帯である。そこでそれを取り締まる法律が
必要ということなったのではないかと。
そこで出来たのが航時法であり、タイムパトロールが
設立されたのかもしれない。こっちの方が面白いかも。

4d Pocket

問題: 四次元ポケットにはひみつ道具が何でも入っているのか

正解は、ドラがみらいデパートで買ってきたものであれば何でも。それ以外もあるかも。但し、断捨離されてる場合も。

ドラえもんのひみつ道具の中で何が一番欲しいと
聞かれて、ずる賢い人は必ず、「ドラえもん」もしくは
「四次元ポケット」もしくは「スペアポケット」という。
理由は四次元ポケットでひみつ道具出し放題だから、と。
さて、果たしてそれは合っているのだろうか。

四次元ポケットとはどんな道具なのか。
何でも入って何でも取り出せる万能倉庫か。
答えは、Noだと思う。

慌てるといつもこう
まず、取り出し方にコツがいる。
のびがスペアポケットをちゃんと
扱えてなかった(どこでもドア出そう
として、どこでもまどを出したりした)
ことや、しずちゃんはちゃんと使えている
(魔女っ子しずちゃん)シーンがある。
仕組み的には使用者の意思に左右される。

もうひとつ、とても有名なシーンで
「ねがい星」という話でドラがひみつ道具を
整理する場面がある。不要な道具を
庭に埋めるというもの。いくら四次元ポケットと
言えど、管理できる範囲内で使用しなきゃ
ならない。入れ過ぎには注意が必要ということ。
またドラは自ら在庫を処分しているということ。

転んだだけでコレ
転んだら中身ぶち撒けたところ。

このことから、何でも四次元ポケットに
入っているというものでもないというのがわかる。
その時の在庫が入っているだけ。
しかもその全容はドラしか知らない。
故障しているものや使えないものも
入っている可能性も考えるとかなり博打に
近いのかもしれない。

毎度同じようなのびの依頼に対して、
ドラが違う道具を出すのもそんな理由が
あるのかもしれない。

のび: 空を自由に飛びたいな

ドラ: はい、たんぽぽくし。
タケコプターでいいじゃん

のび: 世界旅行に行きたいな。

ドラ: はい、室内世界旅行セット。
どこでもドアでいいじゃん

その時の気分その場所の雰囲気次第で
道具を変えているところもあるかもしれないが
その時にはこの道具しかなかった
と考えるといろんな場面の矛盾が解けて
なんかシックリくる。

あと、ドラは不良品扱いで投げ売りされていた
ところをセワシくんの両親に買われているため
四次元ポケット自体の品質も怪しいところ。
映画ではネジ1本外れたことで、不良品と
判定されていたのだが、ネジ1本外れたぐらいで
あそこまで劣等生になるのは少し疑問だ。
確かに人間の命を預かる子守ロボットなら
ネジ1本なくなっても即不良品っていうのも
頷けるのかもしれないが、逆に考えるとネジ1本外れた
ぐらいであんだけポンコツになるような製品を
売り出しているメーカの方が私は信じられない。
寧ろネジの1本や3本外れようがピンピンしている
ロボットを作ってほしいもんだ。
と言うわけで、ネジ以外に理由があって
不良品となってしまったと考えるのが妥当だと思う。

この後不良品とされてしまう

Want you to see D

あれ、なんの話してたんだっけ??
あ!そうそうNetflixでドラが始まったのさ。
なので私のオススメを勝手に挙げていく。
ま、前にも書いているので割愛。

私は今の子供たちにSFという素晴らしいジャンルの
入門編として映画ドラを見て欲しい。この素晴らしき
奥深い科学と物理の世界に興味を持ってほしいから。
そして欲を言えば、そこから著者の好きだった
クラシック映画と古典落語のことにも想いを馳せて
もらえたら幸いである。それらがドラえもんという
作品の構成要素であるからで、私も好きだからである。

そして藤本弘というほぼ少年漫画だけで一生を遂げた
一人の漫画家のことを知っていただけたらもう言うこと
はない。


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