Raspberry Pi + Smart Speaker = rπ+2s?
スマートスピーカーって便利に見えたり
感じたりするけど、実際に手に入れてみて
分かるのは思ったほど全然使わない。
ほとんどの人がスマホを持っていて
いつも携帯している世の中でありながら
- 使う場所が制限されて
- 自発的に使う必要があり
- 結果が音声でしか得られない
という、スマートスピーカーには
現時点で価値を見いだせない人が
大半ではないだろうか。
そこでもっと便利に使ってあげたいなという
想いから、先日購入したRaspberry Piを
使って近未来なスマートホームを作ってみたい。
Definition of Smarthome
スマートホームを実現するためには
先ずは何がスマートホームなのかを
決めておく。
私が思う近未来な家というのは
- 話しかければ何でもやってくれる
- 家自身のことを何でも分かってる
- 家主のことも何でも分かってる
- 家以外のこともわかる範囲で教えてくれる
- 家自身を守る
- 家主のことも守ってくれる
- 家主以外の人の命令には応じない
- 家主の行動により自発的に行動する
こんな感じだろうか。
ハードル高そう。
これらを実現するために何が必要か
必要なものを使ってどこまで具体的に
実現できるか。
The Requirement
まずはスマートスピーカーは要るだろう。
で、それ以外に必要なものが今回大事。
先述のことを実現するためには
- 家のことをセンシングする(知覚)
- 家のことをリモートコントロールする(命令)
- 家主の判別(認証と権限付与)
- 家主の意志を汲み取った判断(プログラム)
こんなことをできなくてはいけないかな。
で、頭に思い付くのはRaspberry Piのような
扱いやすいIoT向け製品。
よし、まとめるとこんな感じかな。
- Google Home [*]
- Raspberry Pi [*]
- 照度センサ [*]
- 気温・湿度センサ [*]
- カメラ [*]
- 赤外線リモコン [*]
- 人感センサ
このぐらいは欲しい。
で、今家にあるものは*印をつけたもの。
今回の実質の主役、Raspberry Pi。
以前に誕生日に買ったこれ。
カメラは十年以上前のUSB接続のWebカメラ。
赤外線リモコンもかなり前に買った
玄人志向のKURO-RSがあったので
それを使ってみる。
スマートスピーカーはGoogle Home mini。
一番安いし一番扱いやすいし
ChromecastやREGZAを操作できて便利だから。
あとは、人感センサ。
調べたら、HCSR501なるものが見つかった。
早速注文した。楽しみ。
let me name for it
そういやこのスマートホームって何て略そうかな。
スマホじゃダメだしな、HALとかデボラみたいに
呼称したい。
Raspberry Pi + Smart Speaker
で実現するので
rπ+2s
とでもしとこう。
the functions
では、どんな機能を実装しませうか。
基本機能は維持しつつ新たに
実現できそうなものを考えてみる。
- 焦げビスケを見つけて挨拶する
- 外出と帰宅時に勝手に家電の電源を切る・入る
- 平日の日中帯に室温が異常に高い場合はお知らせ
- 平日の日中帯にテレビや電気がついていたら切る
- Googleカレンダを見て、5分前行動を促してくれる
このぐらいは実装したい。
さて久々モノづくりに励んでみるか。